サントアンレポート 2023.04


味噌作りレポート (担当:山下滉生)


2023年2月27日、サントアンスタッフが日頃食べる、まかない用の味噌作りを従業員とその家族もみんなで集まって行いました。私も妻や子どもと一緒に参加し、共通の体験をできたことで食に対する意識を変えるきっかけになりました。また、子どもへの食育という面でも味噌を作るという良い経験となりました。


洋菓子店はこの時期忙しいものですが、寒い時期に仕込むことで良いことがたくさんあります。前年の秋に収穫した大豆と米を原料とし、1月の寒の内(1月6日〜2月3日の約30日間)に味噌や日本酒を仕込む際の伝統的な手法で「寒仕込み」と呼ばれています。寒さが厳しいこの時期は、空気中の雑菌が少なく仕込みに最も適しているといわれています。また、ゆっくりと時間をかけて発酵させた味噌󠄀は、深みのある味わいになります。

スタッフの自宅用に60kg、食堂まかない用に60kg、合計120kgを仕込みました。

お客様に提供する物ではないですが、わざわざ手作りで作っているのには理由があります。まかない全てにおいても言えることですが、従業員が健康で活き活きと仕事や私生活が送れるように、という思いが込められています。これからもお客様に安心安全を届けられるよう″まずは私たちから”という気持ちで、来年以降も味噌作りを続けていきたいと思います。