YanYanFARMさんへふたたび 文章:山下滉生
サントアンレター7月号援農レポートで取り上げたYanYanFARMさん。神戸市二郎地区にあるいちご農家さんで、減農薬でいちごを栽培されています。今年5月、大雨の影響でYanYanFARMさんの生産ハウスのいちごが浸水してしまい、サントアンメンバーでいちご収穫をお手伝いする予定だったのを急遽、浸水して傷んだ苗を抜き取るお手伝いをしました。収穫直前のたくさん実がついた苗を抜く、とても心が痛む作業でした。
それから4ヶ月後の2023年9月26日(火)にサントアンメンバー4人とふたたび、いちごの苗を畑に定植する作業を手伝いにいきました。前回5月に、親株から子株へと繋ぐ苗作りの様子を見せていただいたり、作業の手伝いをする中でその大変さを目の当たりにしたことがきっかけで、また畑に来させてください。とお約束したのがきっかけです。
定植をする苗は昨年から大切に育てられたもので、植える向きや深さによって育ち方が変わるそうなので責任が重大です。1つ1つ丁寧に、心を込めて定植しました。無事においしいいちごが実ってくれることを願っています。
YanYanFARMさんはご家族だけでいちごづくりをされていて、今回のような大がかりな作業には、たくさんの人手が必要です。私たちの他にもYanYanFARMさんがSNSで募ったお手伝いの方もいて、農作業体験をしてみたい方がいっぱいいらっしゃり、互いに支え合う、とても良い活動だと感じました。
今回体験したことで、いちごがどうやって育っているのかを肌で感じることができました。苗作りや収穫、準備など年間を通すと数えきれないほど作業があります。今後もできる限りお手伝いさせていただいて、生産の苦労を知り、お菓子作りに活かしていきたいです。
YanYanFARMさん、貴重な体験をありがとうございます。また、お手伝いさせてください!