北アルプス山麓 熟成シュトーレン


サントアン独自の長期熟成方法

通常は長くても1か月ほどの熟成期間で作られるシュトーレン。サントアンの熟成シュトーレンは深く眠るように半年以上熟成させています。

北アルプス山麓の通年12℃の風穴が品質の低下を防ぎながら、ドライフルーツやスパイスの旨味や香りをより深くまろやかに馴染ませています。

 再現された伝統のレシピ

サントアンのシュトーレンはドイツ北部の港町ハンブルグのコンディトライのレシピを忠実に再現し、創業以来30年以上変わらない味をお届けしています。

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シュトーレンの歴史

シュトーレンの歴史は古く、その名が公文書に最初に登場したのは1329年のこと。当初は何も入っていないシンプルな白パンだったそうで、そこに現在のようなたっぷりのバターや牛乳が加えられるようになったのは、15世紀に入ってザクセン選帝侯がいわゆる「バター許可書」をローマ教皇から取り付けて以降
のこととされています。その後16世紀後半にキリスト教化の影響でクリス
ト・シュトレン(Christstollen)と呼ばれるようになります。

シュトレン自体はドイツ語で坑道、トンネル、滑り止めといった意味があり、なぜこのお菓子がそう呼ばれるのかはっきりしたことはわかりません。ただ、シュトレンの色と形は幼子イエスのおくるみ姿を模したものだともいわれています。

シュトレンの楽しみ方

本格的な冬の訪れとともにドイツ各地でクリスマス市が立ち始める頃、町のパン屋さんやお菓子屋さん、カフェやホテル、そして一般家庭でもシュトーレンがお目見えし始めます。

ドイツではクリスマスを心待ちにしながら、待降節ーアドベント。イエス・キリストが降誕した12月25日から4つ前の日曜日に始まり同24日までのクリスマス準備期間)のあいだ、シュトーレンを薄くM字型の山を崩さないよう注意しながらスライスして味わうのです。

発酵バターと大量の粉糖コーティングのおかげで長期保存が効き、秋の実りへの感謝と新たな春への豊穣祈願を込めた木の実、干し果物、そしてかつては金よりも価値があった貴重な香辛料をふんだんに使ったシュトーレンは、日に日に熟成して芳醇な香りを楽しめるようになります。

 

サントアンのシュトーレンは11月下旬から、在庫がある分の期間限定販売となります。

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